こんにちは。未来を切り拓くビジネス英語 コーチのHiromiです。
今日は、ビジネス英語に求められるものについてお話させていただきます。
ビジネス英語は明確な役割があります。
それは、ごく当たり前のことのようであり
でも、とても難しいのです。
自分を伝える
仕事は、相手と会話して進めていくものです。
仲間・上司・顧客など、相手は様々です。
まず、彼らに対して、自分の、あるいは自社の意見や考えをはっきりと
そして正確に伝える必要があります。
場面と議題に応じて、ふさわしいアプローチで。
相手に理解してもらう (=伝わる)
自分の意見を伝えた後は
相手に理解してもらうことが必要です。
伝えることと、相手に理解してもらう、つまり伝わるは違うのです。
この時点での問題は、こちらの願う通りの内容で
相手が理解してくれたか、確認する必要が出てきます。
誤解を避けるためには、相手に確認することが大切です。
では、これだけで十分でしょうか?
いえいえ、一番大切なことが残っていますよ。
相手に行動してもらう
さあ、クライマックスです。
自分を伝えて、相手にできるだけ正確に理解してもらった後は
相手に行動してもらわねばなりません。
ここまでたどり着けないと、あなたが作成したデータもプレゼン資料も
ただのスピーチの台本程度にしかなりません。
例えば、社内で臨時予算申請をして、ファイナンス部門から承認をもらう場合を考えてみてください。
相手に理解してもらうところまでは行けるのに
首を縦に振ってもらえないと、仕事が詰まっちゃいますね。
プロジェクトの進行上、どうしてもすぐさま社内承認を取らなくてはいけないのに
ファイナンス部門はまるでじらすように、あれこれとデータを出せだの
年間予算枠がどーのと言って、ごねる、渋る。
ごねる、渋るが始まると、ただの時間の無駄なので
できる限り、資料やスピーチで相手を説得して、その気にさせて
こちらが望むような行動をしてもらわなくては!
早く予算承認してよっ!と心でつぶやきながら、プレゼン資料作る毎日です。
当たり前に交わしているビジネス英語には
最後に、こちらの思う通りに相手に行動させる、説得するという
非常に大事なミッションが求められているのです。
おわかりいただけましたでしょうか?
次回は、相手を行動させるために
特にWritingやSpeakingに求められるものについて、お話しますね。
またお会いしましょう。
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