おはようございます。
私にできるかな…を、私にもできる!!に変える
「未来を切り拓くビジネス英語」パーソナルコーチ Hiromiです。
今日は、頭に『家を建てるように』の2回目です。
前回は、設計図のドラフトまで作りましたので
それに肉付けをして、具体化していきましょう。
英文と日本文の違い
設計図を描いて、文章を作るというプロセスは
英文でも日本文でも同じです。
「どちらもまったく同じなんですか?」と質問が来そうですね。
まったく同じではありません。
異なるのは、結論あるいは最も主張したい項目をどこに置くか、です。
英語はその構成上、結論を先に述べます。主語・動詞と続きますからね。
一方、日本語は、背景や理由をたっぷりと述べてから
最後に結論を述べるパターンが多いです。
でも、それも時と場合に応じて変わります。
裁判の判決も、”主文、被告を~”と始まる場合もありますね。
では、結論の位置以外に異なることはあるのかと問われたら
私は No と答えます。
不思議ですか?
使用する言語が異なっても、相手に伝えることが第一の使命のはず。
だから、相手に伝えるために必要なことは
英文も日本文も同じなんです。
設計図を具体化する
設計図のドラフトが描けたら
次は、目次の内容を具体化していきます。
具体化する時は、以下の点に気をつけましょう。
- 話の筋道が通っているか
- 主張がはっきりしているか
- 主張に対する理由を述べているか
- わかりやすい表現で書かれているか
これらの気を付ける点は、それぞれがとても重要な事柄ですが
話の方向性を明確にするためにも
次回のお話として取り上げますね。
まず最初にやっていただきたいことは
全体像を考えることです。
細部から話を仕上げていくと、全体像が崩れてしまうことが多いのです。
家を建てる工程表
文章の細部を具体化することは
家を建てる際の工程表と考えると、わかりやすです。
工程表とは、家の建て方のトリセツです。
トリセツがないと、家は建てられませんね。
何もない状態では無理です。
なぜでしょうか?
それは、この家を、書く人・話す人の頭に建てるのでなく
『読む人・聞く人の頭に家を建てる』必要があるからです。
そして、読む人・聞く人の頭に
書く人・話す人と同じ家が建つ時が
彼らが理解することに他ならないからです。
その手助けとなるのが、工程表です。
次回は、工程表を作る際の注意点4つについてお話しますね。
今日はこのあたりで。
またお会いしましょう。
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