ガラスの天井 ~ 突破編

●英語ビジネス裏話
破った天井の向こうにあったものは…

おはようございます。

私にできるかな…が、私にもできる!!に変わる

「未来を切り拓くビジネス英語」パーソナルコーチ Hiromiです。

先週の「ガラスの天井~天下り社長編」の続きをお話しますね。

今日で最終回。やっと破れそうな気がします。私のガラスの天井を。

3年間、耐え抜いて

正直に言うと、まるで set aside な扱いでした。

天下り社長や私と同年代の新営業部長が、必死になってスポットライトを浴びている時

ただひたすら外の広い世界のことを学びました。

国際問題、政治、マクロ経済、これらの要因と為替変動の相関性、品質管理手法や

PMBOK、簡単なプログラミングまで勉強できる良い機会と考えたのです。

そして、これから先に必要になるであろう知識を思い切り詰め込んだのです。

希望する転職先はなかなかなくて、時々すごく落ち込むのだけど

そこはKeep looking. Don’t settle. 自分を鼓舞し続けるしかなかった。

そうこうしているうちに、異動させられた元技術部長がヘッドハンティングされたのです。

愛知にある有名過ぎる企業に、役員待遇で。彼を祝いたい嬉しさと、本音は羨ましさでいっぱい。

だけど前を向いて、自分を磨き続けるしかない。

そんな葛藤続きの状態が3年続きました。

その日が、来た

3年経ったある日、ついに希望する外資系への転職が決まったのです!

自動車メーカーと直接やり取りするサプライヤーをTier 1と呼びますが

そのTier 1に、希望する職種で採用されました。

辞める際に問題が起こらないように、会社のお偉いさん方から反感を買わぬよう

普段から立ち居振る舞いには気を付けていたことは、プラスに働きました。

もちろん、引継ぎの準備は整えておいたので、すんなりと会社を去ることができました。

私にとってのガラスの天井

海外出張に行けなかったこと、簡単に昇進できなかったこと

それらの障害に出会ったときは、自分はこの上なく不幸だと思いました。

世の中の慣習を恨んで、絶対にガラスの天井を破ってやると固く誓ったのに

結局、私が選んだものは、小さな会社で管理職になることでなく

自分の小ささもわからないまま、大きくて広い未知の世界に飛び出していくことでした。

私にとっての本当のガラスの天井は、管理職への昇進などでなく

自分の殻を、自分の固定概念を打ち破ることだったのだと、今は思えます。

それを打ち破るための3年の努力も、私が必ず通るべき必然なものだったのです。

ガラスの天井の向こうには

一度超えてしまうと、あとはもうスペシャリストとして努力するだけです。これからも。

ガラスの天井を破って得たもの – 新しい自分、新しい可能性。

生活にもゆとりが生まれました。

仕事は超忙しくて、ワークライフバランスが崩れつつありますが

それでも達成感があるので、苦しく、そしてやりがいを感じてます。

この苦しくて、でも楽しい時間を皆さんにも味わってもらいたい。

きっと、あなたの未来が拓けて、新しい可能性に手が届きます。

一緒にがんばりましょうね!

今日はこのあたりで。

またお会いしましょう。

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