おはようございます。
私にできるかな…を、私にもできる!!に変える
「未来を切り拓くビジネス英語」パーソナルコーチ Hiromiです。
年末から先週までバタバタしてまして、ブログの更新の時間が空いてしまいましたが
小さな区切りをつけたので、ブログを再開します。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
相手に伝わる書き方・話し方
小さな打合せ、報告書、プレゼンなどで
「これでうまく伝わっているだろうか?」と悩んだことありませんか?
相手の反応が今ひとつ、つまり話がウケたかどうかとは別に
自分の話が相手に正確に伝わったかだろうか?
伝える、じゃなくて、伝わる。
この違いは、相手に理解してもらえるかどうかです。
まず、この点に注意して、書く・話すをはじめましょう。
”そんなこと、いつも注意してるよ!”
確かにそうかもしれません。
でもね、それが案外、自分勝手なんですよ。
気付いていましたか?
『家を建てるように』
あなたはその文章を書く・話す前から、その内容をよく理解しているでしょう?
でも、相手にとって初めての内容であったり
その言葉を知っているだけなのかもしれません。
そのような相手に大事な話を伝えるには、どうすれば良いでしょうか?
『家を建てるように』書く・話す。
家を建てる時、どこから始めると思いますか?
いきなり柱を立てますか?
もしかしたら立つかもしれませんが、きっと強度不足ですね。
家の強度不足=話の説得力不足です。
説得力がそれほど必要でない文章であっても
あなたの意図が正確に伝わらない、そういうことです。
相手の頭には、自分と同じ考えはみじんもない!
そう考えて話し始めるのが、相手に伝わる第一歩です。
テーマを決める
家を建てる時には、設計図が必要ですね。
でも、設計図をいきなり始めることは難しくありませんか?
あなたが家を建てるとしたら…と考えたら、最初に何を思い浮かべるでしょうか。
どんな家を建てようか?どこに建てようか?
広さは?間取りは?壁の色は?
あなたの好みを設計士に伝えて、それから設計図を作りますね。
書く・話す時も同じように、何を書こうか、どんなふうに書こうか?
そして、それを誰に伝えるか、これが重要です。
同じテーマでも、小学1年生と大人に伝えるには
使う言葉や話す長さを変える必要があります。
目次を決める
テーマが決まって、誰に話すかも決まったら
次はどのように話を進めるかを考えていきましょう。
はい、目次です。
テーマと話す相手を想定していく中で
何をどのような順番で話そうか、それが浮かんできませんか?
それを箇条書きにして、書き出してみると
それだけで簡単な目次ができるんです。
この時点では、最終的な目次である必要はなく
ただ思いついた言葉を、思いついた順に書き連ねていくだけでOK!
目次と堅苦しく考えずに、単なる作文メモと思ってください。
そうしているうちに、不思議なことが起こりますよ。
仮に「好きなもの」で目次を作っていると
ひとつの項目について、掘り下げたアイディアが浮かんでくることがあるんです。
それをメモしておくことが大事。こんな感じです。
私の好きなもの
1.好きな食べ物
・プリン…絶対に焼きプリン
・パスタ…ペペロンチーノが好き
・りんご…1日1個で医者いらず
2.好きな趣味
3.好きな言葉
大きな目次(1.好きな食べ物)の下に、その項目で何を書こうか
これを作ることで、ぼんやりとした内容がだんだんハッキリしてくる。
この過程が、相手に伝わる書き方・話し方に大切なんです。
設計図が描けたら
目次が充実してくると、自然と文章の設計図ができてきます。
細かい内容に、あれを書きたい、これも話したい、と浮かんできたら
それが言葉にしなさいという合図です。
最初に書く文章をドラフトとして、あとは見直しと修正するだけ。
設計図ができてしまえば、あとは簡単!
ということは…
設計図を作るまでのプロセスが、とても重要で面倒くさいのです。
伝わる文章のためですから、面倒くさいのは我慢してくださいね。
英文と日本文の違い
設計図を描いて、文章を作るというプロセスは
英文でも日本文でも同じです。
だから、こうして文章の設計図の作り方をお話しているんです。
「どちらもまったく同じなんですか?」と質問が来そうですね。
この違いについては、次回にお話させていただきます。
とても大切なことなので、それは次回に。
今日はこのあたりで。
またお会いしましょう。
コメント