頭に『家を建てるように』- 書き方・話し方のコツ③

Writing

おはようございます。

私にできるかな…を、私にもできる!!に変える

「未来を切り拓くビジネス英語」パーソナルコーチ Hiromiです。

今日は、頭に『家を建てるように』の3回目です。

前回は、工程表のお話までしたので

今日は、工程表を作る際の注意点4つについてお話しますね。

工程表とは、読み手・聞き手の頭に家を建てていく手順のことです。

話の筋道が通っている

読み手・聞き手の頭に家を建てるには、論理的な文章がいいですね。

「話の筋道が通っている」文章は、まさに論理的。

では、論理的な文章はどんなふうに書けばいいの?

いい質問ですね!

これはとてもシンプルで、誰でもできる簡単なことなんです。

  1. 結論を先に述べる
  2. 理由を述べる、できれば3つ
  3. 最後に結論をもう一度述べる

結論、つまり書き手・話し手の考えを最初に伝えると

話の方向性をバシッ!と決めることができます。

こうすることで、読み手・聞き手は話の迷子にならずに

書き手・話し手の話についていけるのです。

主張の一貫性

改めて書きますが、書き手・話し手の主張がフラフラしていたら

読み手・聞き手の頭に、あふれるほどの情報がうず巻いて

どれがいちばん大事な情報なの?情報は何種類もあるの?

これは、情報の迷子になっている状態ですね。

なぜでしょうか?

例えば、”〇〇の簡単な作り方について”を説明を始めたのに

”慎重に、最新の注意を払って〇〇を切る”と描写したら

読み手・聞き手にとって理解しやすいでしょうか?

難しそうじゃないと混乱してしまうのでは?

その混乱を避けるために、書き手・話し手の主張は一貫性を持つ必要があるのです。

このことは文章の構想をねる時点で、特に気を付けたいことです。

主張に対する理由

書き手・話し手の伝えたいことに対する理由が伝わらないと

尻切れトンボのような、もやっとした印象になってしまいます。

だからといって、理由をだらだらと述べればよいわけではありません。

主題に合った理由を、できれば3つ述べてください。

3つ述べるという根拠は、「3点ルール」から来ています。

読み手・聞き手にとって、無理せずに自然に記憶してもらいたい場合

「人間の頭が楽に思い出せるのは、3つから4つ」なんです。

ここで思い出していただきたいのが、スティーブ・ジョブズのプレゼンです。

彼のプレゼン英語を聴いたこと・読んだことがある人なら、気付いているのではありませんか?

”今日は、3つの柱について話します” ”今日は3つの機能について…”

このような発言があれば、今日は何について、どれだけ話すのかを知ることができるため

読み手・聞き手にとって非常に理解しやすい話に聞こえます。

この理由を述べたり、詳細を説明していくことで

主張という話の土台に、柱を建てて立体化していくのです。

ということは…

これが『頭に家を建てるように』につながっていくのです。

ここで、注意していただきたいことを1つお伝えします。

主題に合った理由や詳細を述べる時には

3つを述べる順番に気をつけてくださいね。

話が自然な流れになるように、これら3つを順番に述べていくと

読み手・聞き手は理解を深めていくのです。

わかりやすい表現

話を組み立てる順番ができたら

次はどのようにそれぞれの項目を説明していくか、です。

わかりやすい表現とは

  1. 日常的な単語
  2. 文は短く
  3. ねじれのない文
  4. 一義的であること
  5. 要点を簡潔に述べる

これらを踏まえて文章を作成すると

読み手・聞き手にとって理解しやすいものになるのです。

その時が、相手の頭に家を建てることができて

書き手・話し手の意思が伝わるのです。

英語で相手の頭に『家を建てる』

いかがでしたか?

相手に伝える文章の作り方は簡単ですか?それとも難しいですか?

その考え方は理解できたから、

次は具体的な勉強方法を知りたい!!

そう思った方がいてくだされば、大成功です。

日本語で書くのも楽ではない、相手に伝える文章を

どうやって英語で書くの?

すごく簡単に言えば、今までお話してきたポイントを

すべて英語で書けばいいだけです。

それじゃ、アドバイスになってないっ!と怒られそうですね。すみません。

今、やっと概要をお伝えして、7割程度理解していただけたのであれば

これから一緒に勉強していきましょう。

誰にも “うん!” と言わせる英文を目指して。

今日はこのあたりで。

またお会いしましょう。

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