The Code of Hammurabi – the true purpose

●英語ア・ラ・カルト

Today I’d like to talk about one of the four great civilizations, the Code of Hammurabi of Mesopotamian. Do you know what “An eye for an eye, a tooth for a tooth” really means?

古代メソポタミア文明のハンムラビ法典。

「目には目を、歯には歯を」の本当の意味を知ってますか?

半分以上の方がご存知ではないと予想します。

真の意味が何なのか、一緒に探ってみませんか?

Enactment of the Code of Hammurabi

Hammurabi, the king of the ancient Babylonia, was the first person in history to establish laws. Towards the end of his reign, he promulgated a written law code that clearly defined the rules the people should abide by and the punishments for those who break the law.

古代バビロニアの王ハンムラビは法律を制定した最初の人物と言われています。

彼の治世の終盤に成文法を制定して、

国民が守るべきルールと

法を犯した際の罰則を明確に定めたのでした。

Revolutionary idea

During Hammurabi’s time, most societies were ruled by dictatorial rulers. It was a revolutionary idea that the ruler should not arbitrarily change the laws governing the people. However, the code itself was extremely cruel from a modern perspective.

ハンムラビ王の時代は、ほとんどの社会は

独裁的な支配者が支配していました。

その支配者が、民を統治する法を

勝手気ままに変えてはならないとしたことは、

とても画期的な考え方だったのです。

しかし、法典の内容そのものは現代から考えると

非常に残酷な内容だったのです。

ハンムラビ法典はでは、些細なもめごとも極刑と定められていました。

例えば、逃亡した奴隷をかくまった人や

「正当な理由」なく夫の元から逃げた妻などは

すべて極刑の対象でした。

その一方で、古代特有の迷信を信じていることもありました。

例えばバビロニア人同士が争ったとき

法典は、被告に川に飛び込めと示しています。

これはどういうことかというと

被告が有罪なら溺死となり

無罪なら助かることになりますね?

実はその続きがあるのです。

無実の者として助かった被告は

今度は虚偽の告発をしたという理由で

極刑に処されるのでした。

結局、一度疑われたら、もう潔白は証明できないと

考えられていたのかもしれません。

What is the true meaning?

“An eye for an eye, a tooth for a tooth.” This famous phrase is not meant to promote revenge. There is a strong theory that it was stipulated to prevent excessive retaliatory battles not to take excessive revenge beyond what was done to them.

「目には目を、歯には歯を」

この有名な一節は、実は復讐をあおるためのものではありません。

自分たちが受けたこと以上の報復をしないように、

さらには過度の報復戦争を防ぐ目的で

この法典が制定されたという学説が有力なんですよ。

いかがでしたか?

「目には目を、歯には歯を」を

本来の意味で理解していた方は、どれくらいでしょうか?

私は、先入観からか

「やられたらやり返す」「相手に同じ痛みを味合わせる」

そんな風に理解していました。

こうしてみると、ハンムラビ法典は

現代の考え方に近く、民主的に感じられませんか?

これからも世界史・日本史を問わずに

先入観にとらわれずに、改めて史実とその意味をながめていきたいです。

今日はこのあたりで。

またお会いしましょう。

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